やがて父になるとは、一般男性がパパになり、やがて父になるまでの成長の物語である。
この記事では、里帰り出産からの退院日に迎えに行き、初めて赤ちゃんと過ごした日の男性目線体験レポートです。
結論は、赤ちゃんは可愛いという事です。
出産の時は立ち合いしたので、そのレポートは
- 兎さん = 嫁ちゃん
- ナス猫さん= 私
- 赤ちゃん
退院当日の行動
兎さんが無事出産してから5日間の入院生活が終わり、退院することになりました。
- 9時 兎さんの実家に赤ちゃんの衣類を受け取りに行く
- 10時 産院に兎さんのみお迎え 赤ちゃんは先天性異常の検査へ
- 11時 回転ずしでお寿司をテイクアウト 実家にて食事
- 13時 赤ちゃんの検査後にお迎え
- 私が帰宅するまでにおむつ替え・沐浴体験
という流れでした。
兎さんは里帰りしており、車で2時間ほどかかる実家。
午前中
里帰り出産をした場合 家から遠すぎなければ極力会いに行くの大事!
相手のご両親も誠意を感じられて安心!
嫁と赤ちゃんは可愛いし会うと楽しい!
朝6時30分 起床 兎邸へ
眠いけど、赤ちゃんに出産日以来に会えるのでワクワクして出発します。
行きの車内で、兎さんが退院後に車で聴きたい曲を勝手に想像しお互いに好きな「サカナクション」を流そうとケツイする。
兎さん邸に到着 お父さんがお迎えしてくださり、赤ちゃん用の着替えや退院に必要な物を渡していただく。私の両親が、新米が収穫できたので持っていくように言われていたので渡す。(父に感謝)
お父さんは過去に数多くの武勇伝があるのでちょっと怖い。しかし、優しくしてくださるのでどう接するべきなのかイマイチ自分の中で方針が決まっていない。私の周りの先輩パパ達も、奥さんのご実家に行くといつでも緊張すると言っているので何時か慣れるのだろう。
10時 兎さんの退院と今年初めてのお寿司へ
兎さんを迎えに産院へ到着
ナースステーションで迎えに来た旨を伝えて、兎さんの荷物を運びに行くと赤ちゃんと対面
赤ちゃんは、「誰や?おっ!久しぶりやん」という前世があるのかと思うくらい大物な感じで見てくる。可愛い。まだ全然見えてないはずなのに目が合う。これはよくあることなのか?謎
赤ちゃんは先天性異常の検査のため助産師さんに預ける。13時の退院時に着せてもらう服も合わせて預ける。はらぺこあおむしのコンビだ。
はらぺこあおむしのコンビ肌着を兎さんのお父さんがチョイスしてくれました。西松屋に行った時に面白いから私が買ったやつ〜。男の人はみんな好きなんだと思う。
退院後、妊娠中に食べられなかったお寿司を買いに向かう。妊娠発覚後から一口も食べていないお寿司である。
兎さんが妊娠中は食べられないので、私も極力食べないようにしていた。実家に帰った時等、2ヶ月に1回くらいしか食べる機会がなかった。2ヶ月ぶりに食べるお寿司は脳みそバグるくらい美味しいのに、兎さんは9ヶ月ぶりに食べるので飛んでいってしまうんじゃないかと想像していた。お寿司を食べ始めると美味しいしか言わず、少食なハズなのに私と同じくらい食べていた。9ヶ月鰤の美味しさは、言葉を必要としなくなっていた。
午後から帰宅まで
13時 赤ちゃんのお迎え
先生の受診を終え、産院から出てくる。先天性異常検査の疲れからか爆睡中。
はじめてチャイルドシートに赤ちゃんを乗せるが、腕と足をよく動かすので付けるの難しすぎる。
買う時は店員さんに「ここに腕を通してカチャでできます。」って言われて、余裕やろと思ったけど手足が動き回るのでめっちゃ難しい。新生児を乗せるのは覚悟がいることが分かる。
兎さんの実家へ
朝早かったので眠気が強くあったのと、赤ちゃんも寝てるし3人でお昼寝
兎さんと一緒に寝るのが久しぶりすぎた。1ヶ月ぶりに隣に人がいる。懐かしい感じとその安心感でお昼寝なのに爆睡でた。
16時 赤ちゃんミルクタイム
産院での最後のミルクから3時間たったのでミルクタイム。5日目は60mlを1回であげる。
初めてのミルクタイム。兎さんに教えてもらいながら抱っこしてあげる。私の想像の中では、ミルクってがっついて最後までぐびぐび~って飲んで満足して寝るのだと思ったら全然違った。
20mlくらい飲んだら寝ようとする。顎が全く動かなくなる。「疲れて寝ちゃうから顎動かしたり起こしながら飲まして!」と兎さんから指導が入り強引に飲ませる。ミルクドカ飲み気絶部やん!って思った。マックドカ食い気絶部は新生児の頃から無意識に刷り込まれているので人類が抗うことは不可能だと学んだ。
10分くらいして飲み終わると赤ちゃん爆睡
めっちゃ寝る。1日20時間くらい寝てると、たまひよとかで読んでたが4時間も本当に起きてるのかとも感じた。それくらい寝てる。
寝てるので、兎さんとご両親と私で夕食を食べる。ご両親には良くしていただいてるので感謝。お母さんも赤ちゃんをめちゃくちゃ可愛がってくれているので安心です。
兎邸の猫ちゃんたちも、みんな気になるみたいで交代で見に来ていたのも可愛かった。
18時 初めての沐浴は戦場
沐浴について男が分かっていることは、男の方が手が大きいので赤ちゃんが安心する!くらいなもんです。やり方とかは一応動画で勉強してきたが実践では全く役に立たない。
沐浴前に兎さんに産院で沐浴の時どうしとった?って聞いたら「気持ちよさそうにしてたで!」って言っていたので、助産師さんがする沐浴動画のように大人しく気持ちよさそうにしているのだろうって気楽に考えていた。
実際は戦場
慣れない2人が、わちゃわちゃしてると赤ちゃん永遠と泣いてる。腕と足が暴れまくり。私は初めて赤ちゃんの抱っこを経験してるので加減も分からず、どうしてあげるかも分からん。どの支え方が良いかも分からん。この抱き方が嫌なのか?首大丈夫か?とか心配してると動画での知識は全く役に立たん。
兎さんも産院ではこんな感じで、顔洗って、頭洗って、身体、足、背中、、、背中洗う時ってどうして支えてたっけ?みたいな感じで、思い出しながら洗ってあげる。胸にかけてるガーゼはベビーバス内を漂い、私は赤ちゃんを支えるのに両手を使ってるので動けず、兎さんも洗ってるので直せず「寒いね、ごんめんね、もう終わるからね」と喋りかけながらお風呂にいれた。
バスタオルで拭いてあげて、オムツをして、服を着せるまで永遠と泣き続けていた。泣き疲れたのか爆睡。寝ている赤ちゃんを見るのは可愛い。けど、脱衣所とか片付けていると慣れるまで大変や!これが赤ちゃん!!って改めて感じた。
帰宅
寝ている赤ちゃん、ご両親に挨拶をし、玄関先で兎さんと2人で少し話をして車に乗り込む。
兎さんと離れるのは寂しい。それに赤ちゃんのお世話を手伝えないのも申し訳なく思う。
帰り道、自分達に赤ちゃんが出来て生きているのを見て、お世話して体験して生きてることを感じてしみじみした気持ちになった。
それが男だろう。